テオフィリンと副作用〜不安な, けれど必要な薬/一覧

喘息薬テオフィリンの、危険性/副作用、必要性/効果の、両面について
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2007年10月13日(Sat)▲ページの先頭へ
小児気管支喘息の急性発作における医療機関での治療

(2006.3厚生労働省医薬食品局安全対策課・平成17 年度研究)

】テオフィリン関連情報としての抜粋です。それ以外の情報についてはリンク先の原文を参照願います。

    小発作 中発作 大発作 呼吸不全
2歳未満 初期治療 β2 刺激薬吸入 β2 刺激薬吸入
(反復可)
酸素投与(Spo2<95%)
入院
β2 刺激薬吸入反復 
酸素投与輸液
ステロイド薬静注 
入院
イソプロテレノール持続吸入
酸素投与
輸液
ステロイド薬静注反復
追加治療 β2 刺激薬吸入反復 (基本的に入院)
ステロイド薬投与
(静注・経口)
輸液
アミノフェリン持続点滴(考慮)
イソプロテレノール持続吸入 
ステロイド薬静注反復
アミノフェリン持続点滴( 考慮) 
気管内挿管
人工呼吸管理
アミノフェリン持続点滴(考慮)
麻酔薬(考慮)
注釈 [アミノフェリン関連注釈を抜粋]
過剰投与にならないように注意。生後6 カ月未満、またはけいれん性疾患のある乳児への投与は原則として推奨されない。
発熱時の使用は適用の有無を慎重に考慮する。
本治療は小児喘息の治療に精通した医師のもとで行われることが望ましい。
2歳から15歳 初期治療 β2刺激薬吸入 β2 刺激薬吸入反復 
酸素吸入(Spo2<95%で考慮)
入院
β2 刺激薬吸入反復
ステロイド薬静注 アミノフェリン持続点滴
入院
イソプロテレノール持続吸入
酸素吸入、輸液
ステロイド薬静注
アミノフェリン持続点滴
追加治療 β2 刺激薬吸入 ステロイド薬投与
( 静注、経口)and/or アミノフェリン点滴静注・持続点滴)
上記治療に対する反応を観察し、反応不十分な場合は入院治療考慮
イソプロテレノール持続吸入 
ステロイド薬静注反復
イソプロテレノール吸入(イソプロテレ増量考慮)
アシドーシス補正
気管内挿管
人工呼吸管理
麻酔薬(考慮)
注釈 [アミノフェリン関連注釈を抜粋]
幼児ではアミノフェリン治療は小児喘息の治療に精通した医師のもとで行われることが望ましい。
アミノフェリン点滴静注:30 分以上かける。
アミノフェリン持続点滴:テオフィリン血中濃度;8〜15μg/mL
アミノフェリン点滴静注は使用量を適切に守る。しかし2~5 歳の幼児では発熱時の使用は注意する。

 アミノフェリンは、テオフィリンと化学構造等が類似の薬品です。テオフィリンの副作用を研究した論文でも、「テオフィリン製剤の内服」と「アミノフェリンの点滴静注」をあわせて、テオフィリン関連群として検討しています。(参考:テオフィリン製剤は小児喘息の治療にとって危険か/藤田医院)

 テオフィリン/アミノフェリンの副作用への考慮の上で策定された、2006年の厚生省の『小児気管支喘息の薬物療法における適正使用ガイドライン』においても、アミノフェリンが症状によっては、治療に必要な薬品として、挙げられていることがわかります。

 特に呼吸不全というのは、別ページで解説したとおり、体内の酸素が不足して、唇等が紫になる「チアノーゼ」が見られるほどの、重い発作です。 このようなときに、「必ず起こるわけではない」副作用を恐れるあまり、医師の投薬に反対したり、措置を遅らせるようなことがあると、文字どおり、命にかかわる可能性があることも、記憶の隅に留めていただきたいと思います。


2007年09月05日(Wed)▲ページの先頭へ
一般向けリンク集

あちこちのサイトを読んだ中で、判りやすかったサイトをご紹介します。
『小児ぜんそくに用いるテオフィリンについて』
(薬局の薬・OTC薬の豆知識(セルフメディケーションOTCネット)
読みやすい解説です。
テオフィリン徐放製剤を小児に処方される先生方へ
上記サイト内に掲載されている、エーザイが発行した全3ページのコンパクトな資料。
本来専門向け資料だが、p2,p3は患児の家族にも役立つ。
[p2]医師が患児の家族に確認すべき事項=家族が医師に伝えるべきこと。
[p3]患児の家族向けの内容
- 発熱したときにテオフィリンをやめるか、量を減らすか、主治医に予め確認しておく。
-飲ませ忘れた後等にも、2回分を1度に飲ませない。飲ませる間隔を短くするのも避ける。
『喘息薬「テオフィリン」は安全?危険?』
2005.11掲載の解説。日本小児アレルギー学会『ガイドライン』については触れているが、厚生労働省の『適正使用ガイドライン(2006.3)』については未反映。

専門向けリンクは作成中です。
テオフィリンをずっと投薬してきた医師に、素人である家族が「テオフィリンは怖い」と訴えても、聞きいれていただけるとは限りません。専門家には専門家向けのサイトを読んでいただくのがいいと思います。

2007年07月21日(Sat)▲ページの先頭へ
このブログについて

 現在、「テオフィリン/副作用」で検索すると、「副作用について」のサイトが検索されます。それはそれで情報として必要なのですが、“お医者さまのなかには「他の薬がなかなか効かない患者で、この薬が効いた」という方もいらっしゃる”という情報、つまりこの薬の功罪の両方の情報を同時に入手するのが意外に難しい現状になっています。
 できれば、このブログの検索順位を上げたい……。

 というわけで、現在、このブログにリンクしてくださる方を求めています。

リンクタグ
「リンク募集に協力中です。テオフィリン」と表示するためのHTMLタグ。
<font size=1>リンク募集に協力中です。<a href="http://theophylline.noblog.net/">テオフィリン</a></font>
 

字は小さくてもOKなのです。↓これくらいに表示するタグは下記のとおり。
リンク募集に協力中です。テオフィリン
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……ちなみに、リンクが増えても、ブログを作成している阿檀には、金銭的な収入はありません。ブログトップの広告は、無料で「のブログ」を使う時に表示されるもので、いわゆるアフィリエイトの類ではありません。


TBテスト協力。「の」からいくのはうちくらいかと^^

2007年07月20日(Fri)▲ページの先頭へ
テオフィリンと副作用

厚生労働省もテオフィリンの副作用情報を認め、危険度A(薬剤師の説明必須)に分類しています。
参考:
http://www.yakuji.co.jp/entry1753.html

http://www.yakuji.co.jp/entry2599.html
■配置品目基準を改定
「鎮咳去痰薬、乗り物酔い薬の有効成分であるアミノフィリン及びテオフィリンの削除」
これの意味合いがよくわからない。もう少し調べなければ。